神葬祭について

人生の終わりを飾る人生儀式として厳粛に執り行います

神葬祭についてのご依頼を承り、通夜祭から火葬祭まで誠心誠意対応してまいります。また、家族葬や身寄りのない方、お困り事などがある場合にもご相談を承り、それぞれのご事情に合わせて厳粛に儀式を執り行えるように努めてまいります。

初穂料(祈祷料)

葬儀一式(通夜祭・遷霊祭・葬場祭・十日祭・火葬祭) 230,000円
通夜祭を行わない場合 200,000円
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神葬祭について

仏教伝来以前からある日本固有の葬法

神葬祭とは神道の儀礼に基づいて執り行われる葬儀式のことです。神道では人生の節目に神様に感謝・ご奉告する様々な人生儀礼があります。神前結婚式に始まり、安産祈願、初宮詣、七五三、成人式、厄除け等ございます。そして、人生最後を飾る重要な儀式がすなわち神葬祭となります。
葬儀といえば一般的には仏教の専門と思われがちですが、神葬祭の歴史は古く、仏教が日本に伝来する以前から、日本民族固有の葬法として存在していました。このことは我が国最古の歴史書である「古事記」や「日本書紀」の
中でも記されています。

本居宣長らの国学による神葬祭の研究

仏教伝来以降はその繁栄と共に貴族や高級武士、皇族等の間で急速に仏式による葬儀が普及していきました。さらに江戸時代に入ると「寺請(檀家)制度」が実施されたことから、葬儀イコール仏式という傾向がますます強くなり、一般庶民に対しても仏式葬儀が大半を占めるようになりました。
そのような時勢の中、江戸時代中期以降、本居宣長らに代表される「国学」の興隆により、国学者たちによる神葬祭の研究が行われ現在の神葬祭の基となる葬儀形態が明らかになりました。

明治時代には一般庶民にも神葬祭が普及

明治時代になると、それまでの神仏習合という概念から神社と寺院を明確に区別する神仏分離令が制定され、一般庶民にも神葬祭が認められるようになりました。そして普及の兆しと共に神葬祭用の公営墓地(東京の青山、谷中
など)も開設され、次第に全国へと広がっていきました。
現在では、希望すれば誰でも神葬祭を執り行うことができます。また儀式の厳かな雰囲気やわかり易さ、経済的な面からも「神葬祭」の要望は強まりつつあります。

※神葬祭は生前の身分・地位に関わらず、全ての方に平等かつ厳粛にご奉仕いたします。また親族のみで行う家族葬や、身寄りの無い方、お困りごとがある場合はご相談ください。誠心誠意、対応させていただきます。